夜勤が週2以下でスタッフを大事にしてくれて長く働きたくなる職場の探し方
つらい夜勤に疲れ切ってしまう看護師が急増している!
入院設備のある病院で働く看護師にとって、夜勤は避けて通れない仕事です。
日勤のみという働き方もありますが、看護師不足が深刻化している今、
「夜勤を断りきれない」状況に追い込まれている看護師も増えているといわれています。
もちろん入院している患者さんの安全を守るためにも、看護師の夜勤は大切な仕事です。
しかし夜勤専従の看護師でない限り、日勤もしなければいけませんので、
体内時計のバランスを崩しやすいという大きなデメリットがあります。
ある日は夜勤で朝に眠り、またある日は日勤で夜に眠る…
そのような生活を頻繁に繰り返しているうちに、心身の調子が悪くなり、
ついに離職してしまう看護師は少なくありません。
実際、看護師の離職率は今、どの地域でも大きな問題となっています。
多くの看護師が「資格を生かして働きたい」「患者さんのためになりたい」という思いを持ちながらも、夜勤がつらくて職場を辞めてしまう、というケースが増えているのです。
そのため、最近では夜勤のないクリニックや、企業内で働く仕事が
人気を集めており、求人が出ると人が殺到するという状態になっています。
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離職率が高い職場はやはり夜勤がきつい
看護師にとって働きやすい病院かどうかを
知るためのデータとして、「離職率」があります。
ある病院において、看護師が一定期間内にどれだけ離職したかを示す数字で、
これをチェックすることでその職場の働きやすさの目安を得ることができます。
看護師の離職率は、毎年「日本看護協会」が発表しています。
たとえば2011 年度のデータを見ると、
看護職員の離職率は全国平均で「常勤 10.9%」「新卒 7.5%」という数字です。
これは前年度よりもやや低く、
2008年度から4年連続で離職率が減少していることになります。
新人看護師のための教育研修が以前よりも充実し、看護師の労働環境が改善されてきた成果だと考えられます。
そんな中、離職率が高いのが「夜勤負担の重い職場」です。
特に1ヶ月あたりの夜勤時間が72時間を越える看護師の割合が50%を越える病院では、
常勤看護師の離職率が「12.9%」と、全国平均よりも上回っていることが分かっています。
こうしたデータからも、
「看護師の離職率が高い病院は、夜勤がきつい」可能性が高いと推測できます。
今の職場は改善できてる?夜勤の適正チェックポイント
看護師の夜勤は本来、病院側が好きなようにシフトを組んでいいわけではありません。
「入院基本料の算定要件」において、看護職員 1 人あたりの平均夜勤時間は「月に72 時間以内」と定められています。
看護師の夜勤負担については、急激に医療機関が増えた戦後の昭和30年代ごろから既に問題視され、何度も勤務形態の見直しや改善案が出されてきました。 そして平成18年度の診療報酬改定において、「月72時間以内」が基本ルールとなったのです。
ただし現実的には、あくまで努力目標であり、
すべての病院でそのルールが厳守されているわけではありません。
実際、月72時間を越える夜勤を行なっている看護職員は、全体の約3割に上っているともいわれています。
日本看護協会の調査でも、夜勤のガイドラインを遵守しているかどうかは、病院によって大きなばらつきがあることが分かっています。
だからこそ、実際に現場で働く看護師にとっては、夜勤の負担ができるだけ少ない職場を選びたいものです。現在の職場が看護師の環境改善に取り組んでいるかどうかを、改めてチェックしてみましょう。
病院が適正な夜勤制度を守っているかどうかのチェックポイント
1.夜勤が、多くとも週1〜2回である
夜勤の勤務時間は、2交代制か3交代制かによっても異なりますが、3交代制であれば約8〜9時間になります。「月72時間以内」というルールを考えると、週あたりの夜勤回数が3回を越えることはできませんので、多くとも「週2回まで」と決められている病院が望ましいでしょう。
2.夜勤の休憩をしっかりとっている
仕事の休憩時間については、労働基準法において「労働時間が6時間を超える場合は45分、8時間を超える場合は1時間」と義務付けられています。
ですから看護師の夜勤に関しても、
このルールがしっかりと適用されている病院が理想的です。
ちなみに2交代制の夜勤の場合、16時間などさらに長い勤務時間になりますので、その場合は「2〜3時間の休憩時間の付与が望まれる」と、日本看護協会が見解を示しています。
もちろん急患があった場合などはこの限りではありませんが、
基本的には休憩時間をしっかり取れる職場を選ぶようにしたいところです。
上記のような条件を比較的満たしやすいのは、病床数の多い大きな病院です。
一般的に規模の大きな病院のほうが、
人員が足りていることが多いため、シフトをうまくまわしやすい利点があります。
「現在勤めている病院の夜勤がきつすぎる」「労働環境の改善があまり見込めない」と感じる方は、より働きやすい職場への転職を前向きに考えてみるのも1つの方法です。
スタッフを大事にしてくれそうな施設を探し出す方法
夜勤のつらさから転職を希望する看護師は、今非常に増えています。
しかし新たに働く病院がきちんと労働環境の改善に取り組んでいるかどうかは、
求人広告を見ただけでは分かりにくいものです。
実際、「求人票に書かれていた夜勤回数よりも多かった」と不満をもらす看護師も少なくありません。
そこで、実際に働く前にしっかりとしたリサーチが必要になるのですが、
その時に大きく役立ってくれるのが看護師の転職サイトです。
インターネット上にあるナース専門の転職サイトの中には、担当のキャリアコンサルタントが利用者に代わって病院側にさまざまな質問をするなど、勤務の実態について詳しく調べてくれるところが多く見られます。
数ある看護師転職サイトの中でも、
こうしたコンサルティングサービスに力を入れているサイトが2つあります。
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夜勤負担が少なく、スタッフを大切にしてくれる職場を見つけやすくなります。
一方、個人的に求人広告だけで飛び込んでしまっては、
詳しい情報を得られず、結局前の職場と同じ問題にぶつかってしまうリスクもあります。
離職率が低く看護師が長く勤めることができる職場を探すためにも、
ぜひ転職サイトのコンサルティングサービスをフル活用しましょう。
またこうしたサイトでは、希望条件をあらかじめ伝えておくと、
その条件にぴったり合った求人が出た場合、優先的に紹介してもらえるサービスもありますので、現在働いていて転職活動に時間を割けない方にも大変便利です。
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